アルミ(A2017)製 ガイド部品 加工事例②
本加工事例は、当社で加工したガイド部品の加工事例です。コネクタ・半導体業界向けにお納めしている製品で、A2017の丸材を素材とし旋盤で削り出しを行っています。
写真にある通り、最終製品の形状が複雑で加工を行う際に、掴みにくい形状であると言えます。
その為、把持をする際にチャック圧を充分に考慮しなければ、歪みが出てしまう形状でした。
具体的な加工工程としては、
ガイドを取り付けるために、M4の穴加工を2か所(左右で計4か所)を加工し、マシニング加工で半割加工を行っています。
さらに、半割加工を行った後、特注製作の治具を用いて、ワークを把持し、ガイドが取り付く、側面の面だしならびに筒の内面Rの加工もマシニングで行うことで、要求精度を満足させています。
本製品は丸材からの削り出しで切削量も多く、加工時の把持箇所が限定される為、切削加工を行う際の治工具がポイントとなる製品です。
当社ではこのような特殊形状の加工品も得意としています。案件にもよりますが、ご発注から最短3日で対応が可能です。スピード加工でお困りの方・短納期でのご用命の方は当社にお問合せください!
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製品カテゴリー | ガイド |
材質 | A2017 |
サイズ | 70×Φ95 |
業界C | コネクタ・半導体 |
形状C | 特殊形状加工 |
加工精度 | ±0.05 |