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成形研削盤による加工で溝幅0.2㎜の細溝加工・Ra0.01μmの鏡面加工を実現!~異形状金型部品にも対応~

精密加工部品特急センターを運営する理工電気では、コネクタや半導体製造装置に必要な精密金型部品の加工を行ってきました。

当社では、成形研削盤を活用し、超硬など高硬度材や難削材のミクロン台の精密加工に加え、鏡面加工、高精度な溝加工・溝側面加工、異形状の金型部品加工を実現しております。

成形研削盤により加工を行うことで、上記のような非常に高精度な加工が可能なため、使用時の摩耗や焼き付きの影響を抑えた、高品質な金型部品の加工が可能です。

以下では、当社の保有する成形研削盤と過去どのような製品の加工を行ったことがあるのかをご紹介いたします!

 

成形研削盤とは?

成形研削盤とは、平面研削盤にドレッサーという砥石を削る装置が付いた研削盤のことを言います。ドレッサーが砥石を精密に削り、砥石形状を維持しながら研削加工を行うことができるため、高精度な部品加工が可能となります。

当社では、成形研削盤を用いることで、超硬や難削材でも、面粗度~Ra0.01μm溝幅0.2㎜の溝加工・溝側面加工ミクロン台の精度の異形状金型部品の加工を行っております。

成形研削盤による加工は大量生産には向きませんが、材質や加工形状、面精度等のニーズに合わせて様々な砥石を使用し、小ロットの製品を丁寧に仕上げていきます。成形研削加工は、精度の品質を確保でき、高精度・高品質が求められる治工具・金型製造には欠かせない技術となります。

当社が保有する成形研削盤

材質SKD-11
サイズ20×30×40
業界Cコネクタ・半導体
形状C溝加工
加工精度±0.01
溝ピッチ1㎜
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当社では、テクノワシノ製の成形研削盤を保有しており、成形研削加工(コンタリング成形加工)に対応しています。成形研削盤を用いることで複雑形状に対するミクロン台の高精度加工、異形先端形状の加工を行うことが可能となります。以下では、当社が保有している設備をご紹介しています。

型式 メーカー 仕様
MEISTER-V3 テクノワシノ  標準チャックサイズ(長さ×幅×高さ):350×150×100

移動量(前後/左右/上下)(mm):200/500/400

といしモーター容量(kW):2.2

といしサイズ(外径×幅×内径)(mm):φ205×15×φ31.75

TFG-M1 テクノワシノ 標準チャックサイズ(長さ×幅×高さ)(mm):350×150×70

移動量(前後/左右/上下)(mm):200/500/500

といしモーター容量(kW):1.5

といしサイズ(外径×幅×内径):φ205×6.4~15×φ31.75

次に、これら設備を用いて当社が実現する特殊形状、高精度の金型部品の加工事例をご紹介いたします!

実際に行った加工事例はこちら

【加工事例】細溝加工SKD51製ツメ・カッター

製品名称ツメ・カッター
材質SKH51
業界電子部品
形状溝加工
溝幅0.2㎜
精度±0.01mm
c_0189-2

写真の事例は、SKD51製ツメ・カッターの加工事例です。電子部品の加工工程における切断パンチとして利用される部品になります。

材質はSKD51で成形研削盤をもちいて、溝幅0.2㎜の溝加工を実現しております。

加工のポイントとしては、研削溝加工工程において、焼けが出ないように切込み量、送りを適正に加工を行いました。

治具部品・金型部品 スピード加工センターでは、短納期での治具部品・金型部品の製作を行っており、金型・治工具の専用加工機を用いて最短3日の短納期対応をしています。金型部品がいち早く欲しいというニーズや、追加工のニーズにもお応えします。

材質についても、超硬から、各種金属、樹脂など様々対応しています。短納期での金型部品なら当社にお任せください。

□□□ 他にも成形研削による精密加工事例多数!□□□

■ 鏡面加工品事例を見る

 

■ 溝加工・溝研削加工事例を見る

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超硬、難削材でも、当社保有の成形研削盤と加工技術で、お客様が求める形状、要求精度を満たします。

成形研削盤による高精度・高品質な金型部品加工ならぜひ当社にお任せください。