精密加工部品特急センターが提案したVA・VE事例
アルミニウムの研削加工は、極力、切削加工でコストダウン
BEFOER
アルミプレートの製作においては、高い精度が必要となると、G指定を安易に記載されている場合が見られます。しかし、アルミの研削加工というのは、熱の伝導率・切粉という材質特性の観点から、手離れが悪く、工具も傷めるため、加工のお見積りが高くなる場合がほとんどです。
AFTER
高精度なアルミプレートを必要とする場合を除き、①▽▽▽の指定に変更するもしくは②±0.01mmまでの寸法公差を入れるなどしていただくことで、アルミのプレート材についてはコストを抑えるができます。
精密加工部品特急センターでは、様々な部品製作におけるコストダウン提案が可能となっています。表面粗さの精度は、指定を誤ると加工方法・加工機が異なる為、すぐにコストアップを招きます。どのような図面指定を行うと、どの加工機を使用することになるか、知見を持っていただくとよいと言えます。