精密加工部品特急センターが提案したVA・VE事例
研削加工をワイヤー放電加工でも可能な個所は仕上げ記号に表記する
BEFOER
カッターやパンチなどでは、ワークとの接触面すべてにG指定が入った図面が多々見られます。形状が簡単であれば問題はありませんが、複雑になるほど加工の難易度が高くなり、研削加工を行うことが難しくなる傾向にあります。その結果コストアップを招きます。
AFTER
そこで、切り刃の役割を果たす箇所をヒアリングし、切り刃以外の箇所は平面度指定を▽▽▽とし、ワイヤーカット放電加工で完結できるようにします。それにより加工コストを抑えることができます。
精密加工部品特急センターでは、様々な部品製作におけるコストダウン提案が可能となっています。研削加工は一般的にコストアップの一つの要因とされています。ですので他の加工方法でも代替できる精度指定を細かく入れることでコストを抑えることが可能となります。